食のローリングストックは難しい?ゆるく続けるテクニックを紹介!

普段から食べる食品を多めに購入し、消費しながら備えるローリングストック。

防災に役立つ考え方ですが、

「何を備えたら良いのか分からない」
「気づいたら期限を過ぎてしまっている」

そんなお悩みを抱えている方が少なくありません。

災害のための備蓄は、いざという時のために続けるのが重要です。
気軽にスタートできる「ゆるローリングストック」をご紹介いたします。

ゆるローリングストックとは

ローリングストックは、万が一に備え、普段から食べられる食品や日用品を購入し、食べた分、使った分だけ新しく補充する考え方です。

トイレットペーパーや電池、といった日用品は多めに購入してもそれほど困らないのですが、食品は管理が難しかったり、期限内に食べきれなかったり、といった問題が起きがちです。

そこでおすすめしたいのが、ゆるローリングストックです。
ストックできる食品というと、災害時向けに作られた乾パンなどの「非常食」や、キャンプや山登りなどでよく使われる「フリーズドライ食品」などもありますが、普段の食事に近い食品を選ぶと気持ちもラクに取り組めるでしょう。

ゆるローリングストックに便利な食品は?



ゆるローリングを実践するなら、そのまま食べられる食品がおすすめです。

レトルトカレーやごはん、インスタント食品などは定番ですが、お湯や電子レンジが必要な場合があります。

「インスタント食品は身体に悪いから、結局食べないまま」
「夕飯をパックのごはんとレトルトカレーにしたら、家族から不評だった」
という話も多く聞かれます。

無理なく続けるためにも、健康的に美味しく食べられる食品を選択しましょう。

どの食品を選んだら良いのかで迷ったら、おすすめなのが「缶詰」です。

缶詰は、

・栄養価が高い商品が多い
・魚やお肉、野菜など種類が豊富
・フタを開けるだけで食べられる

といったメリットがあります。

「炭水化物の摂り過ぎを避けたい」
「美味しい備蓄食材を探している」
「災害時でもしっかり栄養を摂りたい」
「ローリングストック消費の手間を減らしたい」

それなら缶詰の備蓄をはじめてみましょう。

難しいと感じている方におすすめのテクニック4つ



ゆるローリングストックをはじめても、収納の奥に食品をしまい込んでしまった場合、なかなか出すきっかけがないまま、期限を迎えてしまう可能性があります。

また、いつも同じ味で、ゆるローリングストックに飽きてしまったり、片付けておく場所で悩んだり、といったケースも考えられます。

このようなお悩みは、ちょっとしたコツやテクニックでクリアしましょう。
ゆるローリングストックを継続できる、4つの方法がこちらです。

1.食べる日を決める

缶詰などの食品を定期的に消費・補充するなら、先に食べる日を決めてしまいましょう。
毎月〇日、3ヶ月に1度など、カレンダーや手帳に書いておけば、確実に実行できます。

「防災の日」である9月1日と、その半年後の3月1日、に設定するのも忘れにくいでしょう。

通販で食品を購入する場合もタイミングを決めておき、購入と消費をセットにするのがおすすめです。

食べる食品に合わせたメニューを事前に考えられるため、献立作りの悩みも減らせます。

2.期限を一覧にしておく

期限内にストックした食品を食べ切るなら、ゆるローリングストック専用のノートを一冊用意し、期限をリストにしておきましょう。
備蓄した食品を毎回取り出さなくても、今食べるべき食品をチェックでき便利です。

購入した順ではなく、〇年〇月分、という風に、月ごとに分けてノートをつけると、より見やすくなります。

3.使う頻度によって収納場所を変える

ローリングストックを実践すると、困りがちなのが食品の収納場所です。


キッチン周りは収納がいくらあっても足りないエリア。
ゆるローリングストック向けの食材は、使用頻度によって置き場所を変えましょう。

コーンやツナなど、普段から日常的に使う缶詰はキッチンに。
非常食として備蓄する期限の長い食品は玄関やクローゼットなど、キッチン以外に収納するとすっきりできます。

4.アレンジで飽きずに続けるローリングストックが続かなくなる理由に一つに、いつも同じ味で飽きてしまう、という点が挙げられます。災害時は、あるものを食べるしかありませんが、自宅での消費は自由に調理可能。

缶詰やレトルト食品のアレンジレシピを覚えておくと便利です。

保存食の代表であるサバ缶の場合。

・炊飯器で炊き込みご飯
・ころもをつけて竜田揚げ
・チーズをのせてグラタン風
・トマトソース煮込み
・そぼろにしてごはんのお供
・お味噌汁の具として

など、さまざまなアレンジメニューがあります。
缶詰やレトルト食品のレシピ本を買ったり、レシピサイトをチェックしたりして、味変しながら美味しく食べきりましょう。

まとめ

いざという時のために、習慣づけたいローリングストック。
身近な食品から、まずはゆるくスタートしてみてください。

備蓄の目安は家族の人数×7日分と言われています。
しっかり備えながら、定期的なチェックとアレンジで、楽しみながら消費と備蓄を循環させましょう。

当店では製造から1年保存できるグルテンフリー玄米麺「スーパー麺」などをご用意しております。
アレンジレシピも随時増やしておりますので、ぜひご活用ください。

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